戦術理論
今回は、『おこしやす京都AC vs 阪南大Revolution』の試合を観て、対5-4-1への攻撃について考察していく。今季、後方からの保持で相手を押し込み攻撃していく形をとった吉武先生率いるおこしやす京都AC。ただ、相手もそれを織り込み済みで、自陣にリトリート…
ここまでのベガルタ仙台について 普通にやるとは ・先代も現監督も、4231→3223とか433→2323という、日本において希少なポジションが多いかつ強力なCBとWGを必要とするオーガナイズを選んだ。 ・果たして、戦略としてはどうだったのだろうか。 ・根付きづらい…
保持するとは止まったり運んだりすること パスだけでは保持できない ・ズブの素人のため、ようやく理解した。 ・パスによるボール移動中に味方のポジションを促すのではなく、文字通り、ボールを保持している間に味方にポジションを取ることを促す。 ・ボー…
再現度の高いポジションについて DFの予測しやすさ ・再現度の高いポジションが是とされる傾向にある。 ・ただし、「予測」と「集中」が重要とされるDFにおいて、再現度の高いポジションはより高い精度での予測をDF側に許すのでは?の疑問がある。 Robert De…
ボールを持つことの大切さ 相手の目を集める ・DFは、キックの瞬間およびその瞬間を見逃さないようDFするようになる。 ・DFは、首振りタイミングを減らし、カバー対象を限定するようになる。 ・特にホルダーが寄せられていないと、背後へのカバーを意識する…
自分用のメモとして残しておきます。 聖RDZ大司教区に、加護あれ。 メンバー vsスパーズ(2023/4/8) スコア1-2 アウェイ メモ ミッドウィークに試合がありながら、代えてきたメンバーは左CBコルウィルとFWウェルベックのみ。 ただし、マーチを右WBにして、三…
吉武博文(現おこしやす京都AC監督)のボールの進め方についての自分用メモ。 メモ 2023/4/9【433】1-1 京都は、オリジナルは433を採用。 アンカーが右CB横あるいは真ん中に落ちることでバック3を形成。 インサイドMFがセンターサークル付近でMF化して、433≫34…
自分用のメモとして残しておきます。 聖RDZ大司教区に、加護あれ。 メンバー vsボーンマス(2023/4/7) スコア2-0 アウェイ www.brightonandhovealbion.com メモ 4231から4222で中盤をつくるブライトン。 だいたいこのやり方については、メタられてきていて。 …
吉武博文(現おこしやす京都AC監督)のボールの進め方についての自分用メモ。 メモ 433から325へ攻撃ポジションをとっていた吉武おこしやす。 ①登録ポジションとは異なるポジションでの起用、②ポジションチェンジの活用、③中央に相手を寄せる、ことで、中盤で…
吉武博文(現おこしやす京都AC監督)のボールの進め方についての自分用メモ。 メモ この試合のフォーメーションは、433。 特徴は、FW登録の選手がCBに起用されたり、DFの選手がWGだったり、既存のポジションに囚われない「らしさ」の出たスタメンに見える。 選…
自分用のメモとして残しておきます。 聖RDZ大司教区に、加護あれ。 メンバー vsクリスタルパレス(2023/3/16) スコア1-0 ホーム www.brightonandhovealbion.com メモ この試合も、422で中盤を創ってボール出し。 三笘薫、マーチのワイドトップ。 クリスタルパ…
自分用のメモとして残しておきます。 聖RDZ大司教区に、加護あれ。 メンバー vsリーズ(2023/3/12) スコア2-2 アウェイ www.brightonandhovealbion.com メモ いつもの422で中盤を創る。 対するリーズは異質。4222かおそらく。FW-MFが2-2でそのままぶつける。 …
自分用のメモとして残しておきます。 聖RDZ大司教区に、加護あれ。 メンバー vsウエストハム(2023/3/5) スコア4-0 ホーム メモ 4-2-2の中盤。いつもの形。ファーガソンのハーフスペース攻撃もだいぶ板についてきた。 グロスのインサイドMF化。 相手が442なの…
はじめに 自分用のメモです。 徳島ヴォルティス、Beñat Labaien監督の徳島ヴォルティスのボールの進め方です。 メンバー vs甲府 (2023/2/25) フォーメーション/433 GK/スアレス DF/田向泰輝、、カカ、安部崇士、外山凌 MF/児玉駿斗、櫻井辰徳、柿谷曜一朗 FW…
自分用のメモとして残しておきます。 聖RDZ大司教区に、加護あれ。 メンバー vsフルアム(2023/2/18) スコア0-1 ホーム。 オリジナルは4231。 サンチェス フェルトマン、ウェブスター、ダンク、エストゥピニャン グロス、カイセド マック・アリスター マーチ…
自分用のメモとして残しておきます。 聖RDZ大司教区に、加護あれ。 メンバー vsクリスタルパレス(2023/2/12) アウェイ、ダービー。 オリジナルは433。 後半はグロスとカイセドをセントラルMFにして4231。 サンチェス フェルトマン、ダンク、ウェブスター、エ…
どうも、僕です。 さて、今年もやってきましたね。 この季節が。 そう、 新 加 入 選 手 分 析 過去、ベガルタ仙台に加入する選手たちをドライに、 ↓これとか sendaisiro.hatenablog.com ロジカルに、 ↓これとか sendaisiro.hatenablog.com 丸の内サディステ…
Roberto De Zerbi(以下RDZ)は、自陣からボールポゼッションを使ったボール出しを志向している。 4231、433、3421のフォーメーションを使いわけながらも、センターバックが攻撃起点になることは変わらない。 相手のプレッシャーをあえて受けながら、その背後…
はじめに ベガルタサポーター、Jファンのみなさん、こんばちわ。 蹴球仙術のなかのひとこと、せんだいしろーこと、どうも僕です。 今回は、2022年ベガルタ仙台の新加入分析とスタメン予想をお届けします。 記念すべき1回目は、すべてがアグエロへと帰結する…
Mr.Childrenの「Starting Over」という曲がある。 その曲に「さあ 乱れた呼吸を整え 指先に意識を集めていく」という歌詞がある。 息が上がっていると、集中できないことは往々にして存在している。 それを一度立ち止まったり、深呼吸することで整え、次のア…
「中盤からの押し上げ局面における、フォワードによる1stプレッシャーラインについてなのだけれど」 「急に来たな」 「相手のMFを警戒しながら、センターバックへプレッシャーをかける方法について考えたことがあるの」 「いわゆる『背中で消す』ってやつだ…
アトレティコ・マドリーのDFシステム どうも僕です。昔の試合を観た観戦日記になる。「流行りの服は嫌いですか?」と聞かれたら「うっせえわ」と答えるくらいに、自分はポップさからかけ離れた行為をしているなと感じなど。ベガルタ仙台に、クロップのドルト…
はじめに どうも、僕です。唐突に思い出したんですね。「そういえば、今季って新加入選手なり所属選手なりの分析してなかったよな。まあ毎年してるわけじゃないし、そもそも分析じゃないしな。あと寿司食いてえよ」ってな具合で。ということで、誰よりも遅い…
はじめに どうも、僕です。前回上げたアザールの懐の続きをやっていきます。 sendaisiro.hatenablog.com 今回見るのは、懐縦突破の派生形である「懐マシューズ表裏」です。マシューズフェイントは、利き足が右足なら右足アウトで相手の重心ベクトルの逆をつ…
はじめに どうも、僕です。ここでは、footballhackの懐理論からアザールの懐ドリブルを見ていきます。理論の確認→実践例の確認→概念化・私論化および他の分野との類似性を確認していきます。実際にはfootballhackでも、アザールの懐ドリブルについては取り上…
はじめに どうも、僕です。これまで①②と続いたバスケにおけるディナイ不要をサッカーで見た時にどうかの解釈をしてきました。今回は、実際にサッカーの文脈で見た時に、具体的にどう落とし込めるのかをまとめました。あくまで僕の今時点の解釈ですし、すべて…
はじめに どうも、僕です。前回、バスケのディナイ不要について、サッカー的な目線で解釈してきました。今回はその続きです。どうぞ。 ↓前回のおさらい sendaisiro.hatenablog.com 目次 はじめに 目次 ディナイ不要とサッカー 「ディフェンスをしながらオフ…
はじめに どうも、僕です、今回は、バスケから学ぶサッカー戦術です。すでに、Footballhackで取り上げられていますが、自分の血肉にするために解釈していきます。要点だけ確認したい方は、以下の記事とディナイ不要の各記事を読んでください。では、レッツゴ…
はじめに どうも、僕です。今回は、木山ベガルタのプレッシング戦術について。比較対象として、クロップが率いたドルトムントを引き合いに、ベガルタのプレッシングを見ていきます。面白い共通項があるのと、先生がいると理解も進むと思い記事にしました。同…
はじめに どうも、僕です。今回は、戦術理論の話。2020年の木山監督率いるベガルタ仙台の攻撃戦術を取り上げます。4-3-3のフォーメーションから繰り出すウィングサッカーの魅力が随所に発揮されつつある木山ベガルタ。そのなかでも、チームとしてどこを狙っ…