蹴球仙術

せんだいしろーによるサッカー戦術ブログ。ベガルタ仙台とともに。

Roberto De Zerbiのボールの進め方 #4

自分用のメモとして残しておきます。

聖RDZ大司教区に、加護あれ。

 

メンバー

vsリーズ(2023/3/12) スコア2-2 アウェイ

 

www.brightonandhovealbion.com

 

メモ

いつもの422で中盤を創る。

対するリーズは異質。4222かおそらく。FW-MFが2-2でそのままぶつける。

リーズMFは待ち合わせ狙い。

CBがボールを持つと、リーズFWはMFを背中でマーキング。

横切りして縦に出させたところをMFが鬼プレスでグロスカイセドを寄せる。

寄せるというかこれはもう奪う。

ボール前進フェーズは、SBがインバートしてMF化。2-3でボール前進。

リーズは奪うのタイミングが早い。しかも速いのですごく速く感じる。

マックを使ってショートセカンド。ただ3rdマンへのプレッシャーが強い。

ウェブスターからファーガソンで無理やりミドルセカンド狙い。

グロスは中央を回避。FW横くらいにポジションを取る。

四角形より台形っぽくなるやり方はグロスがMFに入るとわりと見る。

リーズFW-MFの2-2が、ウェブスター、ダンク、グロスカイセドをペンチ。

ホルダーを横切りして縦パスを誘発。

ブライトンはプレスを誘発させようとしていて、リーズは縦パスを誘発させようとしている。

そこを飛ばして2ndマンとしてマックとファーガソンが繋がろうとしてる

ボール前進フェーズ、フェルトマンのインバート、マックの落ちるで2-3ビルド。グロスインサイドMF化。

リーズは前プレだと2FW+MFでマンマーキング。

もう一人のMFをFWが背中でカバー。マックが落ちて2ndマンになってカバーされてたMFを使う。

CBが持つとグロスインサイドMF化。SBはインバート。リーズは呼応して442→532へ。

リーズのプレッシングは早いし速い。2ndマンで奪うアイデア

なのでアプローチするために近いポジションを取る。

ブライトンは、SBのインバートとかグロスインサイドMF化とか、マックの落ちる、ファーガソンを使ったミドルセカンド狙いとか。

ただいずれにしても2ndマンへの警戒が強いので、いかに2ndマンで嘘ついて、本物の2ndマンにボール出しするか。

たとえばカイセド、グロスをフェイクに使ってマックとか。

手前の待ち合わせで餌にして、相手MFの背後で待ち合わせたい。

でも一番よかったのはエストゥピニャンの抜け、グロスの抜けだった。

低い位置とか大外とか、相手の意識外に潜っている選手を使った攻撃が効きそうではある。

2-2の背後を使うファーガソン。GKからのボールが出る。

 

感想

メモにするのがこれも遅くなり……

メモも感想もツイからコピペ。

前節同様、手前2-2を前プレされたらスキップしてマック、ファーガソンにミドル~ロングセカンドを狙っていくアイデアは変わらず。

ただホルダーの状態がクリーンではなく、それを次のホルダーに引き継ぐのでボールと時間をうまく運べなかった印象。

左は、三笘薫がインバートしてインサイドMF化。エストゥピニャンがWG化して中央に寄ってきたリーズDFの背後への抜け。右はグロスインサイドMF。抜けを狙いつつ、マーチのカットインクロス。

リーズは、前プレがハイプレッシングで、1stが寄せたらあとはみんな奪うのポジションを取る。

ただミディアム~ローブロックを組んだ時に、ブライトンの選手に近いポジションを取るので、ボール付近に密集する傾向。

ブライトンは再三の背後を狙い続けた。

マック、ファーガソンを使ったミドルセカンド。待ち合わせは、ハイプレッシングできたMF背後。

ハイプレ型には↑と動的なポジションでのプレーで打開を図りそうな感じか。

時間を稼ぐためにももっとGKを使っていってもいいかもしれない。

今までは、ボールと繋がるタイミングがほぼ完璧で、それはホルダーの時止めと2ndマンの速度で時間を捻出していた。

マンマーキングで時間が無いなか、相手の意識外から急に繋がろうとしていたマックは偉大。

でも後方の時間がないけど物理的なパス距離が長くなるので、ミスもありました、って感じ。

 

欄外注釈

Z前進

①ボールを持つ1stマンは2ndマンと目を合わせる

②2ndマンは落ちる、1stマンは2ndマンに刺す、3rdマンが寄る、で待ち合わせる

③2ndマン→3rdマンへレイオフ

④2ndマンの背後へ4thマンが抜けを狙う

ショートセカンド/ミドルセカンド

Z前進における②③。短距離パスならショート、中距離パスならミドル、長距離パスならロング。

ボール出し

自陣低い位置で、GKやCBからボールを進めるフェーズ。

ボールを進める

自陣最も高い位置であるハーフライン手前からボールを前進させるフェーズ。あるいはその進め方。