【ベガルタ仙台】PASS10N【2024新加入選手分析】
はじめに
パッション!!!!!!!!!!!!!
どうも、僕です。
今年もやってきました新加入分析の時間です。
毎年大真面目に分析して記事を書いている僕ですが、昨季の大型補強には思わず「エグい」を連呼してしまいました。
成績も内容もエグい感じに終わり、エグかったなあとエグいでした。
マジでほんまに……
さて、そんなベガルタ仙台が今季掲げたのは『パッション』。
それは、こう定義づけられています。
一人一人に灯る情熱の「火」を互いに高め合い、チームとして、クラブとして、大きな情熱の「炎」へ。
強く熱く燃える心の「炎」を原動力に、眼前に立ちはだかる限界の「壁」を仲間と共に超えていく。
ちなみに辞書的な意味はこんな感じ。
パッション【passion】 の解説
1 熱情。激情。
2 キリストの受難。また、キリスト受難劇。受難曲。
そう。
熱情、激情。つまり熱く、激しく。
そしてひとつ仮説を立てたんです。
『今季はパッションが補強テーマだったのでは?』
一人一人の選手たちを観ていくと、みんなパッションに溢れた選手たちでした。
なるほど。
やるな、庄子春男。
どれだけパッションしているか?いつパッションしてるのか?週末はどんなパッションで過ごしているのか?最近ハマってるパッションは何か?などなど、考察すればするほど、面白い観点が出てきました。パッション!
そんな彼らをパッション目線で、真面目に、熱く、激しく分析していこうと思います。
ん?
キ リ ス ト の 受 難
よせ!!!
含みを持たせるんじゃないよ!!!
では、レッツゴー。
目次
2024新加入選手について
MF 24 名願斗哉
パッション!!!
今年のイケメンショナルプレー筆頭!!!サポーターのパッションがパッションしちゃうぜ!!!
左サイドをドリブルで突破していくプレーが得意のウィング。
川崎では、三笘に憧れ後継候補とされていた。
個人能力でプロの壁にぶつかり、チームプレーでもまだ未熟さが残る19歳。
伸びしろしかないので、練習から思い切りプレーしてほしいと思う。
あとこれからも絶対に予測変換させないでほしい。
DF 20 知念哲矢
パッション!!!
沖縄といえばパッション!パッションといえばパッション!
そんなわけで沖縄出身、浦和美園経由で仙台へやってきた知念。
我々がことあるごとに仙台の選手かのような印象操作と事実誤認を世間に広めていたあの知念ではない。
左足のキックとサイドでのプレーも苦にしないCB。
リカルド期の浦和で招集されるも、強力なCBコンビの壁に阻まれ出番を失っていた。
シマオ・マテ、平岡以来、仙台のCBは王が不在の状態。
ゴール前に首里城を築き、なんていうかいい感じに琉球王国にしてほしい。
DF 19 マテウス モラエス
パッション!!!
若い!デカい!左足!CB!
まるでカレーハンバーグ唐揚げオムライス弁当のような、男の子が大好きなワードをどびきりに詰め込んだCBだ!
ゴール前でのディフェンスとやはり左足のキックで、他のCB候補に優位に立つ。
自陣で構えられるのが菅田しかおらず、彼が不在時には中心的な役割を担っていきそう。
ちなみに、マテウスとモラエスの2人がゴール前を守るのなんとなく迷宮兄弟っぽい。
MF 23 有田恵人
パッション!!!
速い!うまい!カッコいい!
低い位置からドリブルを開始しても、最前線までボールを運んでいける。
ボール保持で相手を押し込んでいる状況でも、中央や逆サイドに流れたり、ボールを持ってプレーもできるマルチロール。
スピードがあるのでプレッシングも難なくこなし、攻守にわたって貢献できるタイプだ。
なんとかうまいこといってオールナイトニッポンに出てほしい。
『三人』のひとり。
MF 31 工藤真人
パッション!!!
もうひとりの工藤がきた!ユースっ子ってだけでこちらのパッションがパッションしてもうパッションよ!
パッション!!!
ボールを奪って前線にパスを刺せるセントラルMF。
ゴリさんのサッカーでは、攻守の切り替え、ボール奪取後のプレーに圧力をかけるので、MFは素早く縦パスを刺すことが求めらる。
オフボールでもプレーでき、モダンなMFだなあという印象だ。
そのパッションで今季中に琵琶湖の水を飲みほしてほしいところだ。
『三人』のひとり。
DF 39 石尾陸登
パッション!!!
安心と実績の仙台大出身SBだ!特別指定しておいて本当によかった!
右足ながら左サイドでのプレー経験もあるSB。
退団したハチを想起させる。
右サイドは実力のある真瀬、髙田との競争だし、左サイドやCBとなると今季加入選手たちとも競争する必要がある。
全部勝つくらいの勢いで、先輩たちを飲み込んで、仙台のフットボールアワーになってほしい。
それは岩尾が来てからでもいい。
FW 30 西丸道人
パッション!!!!!!
ミント!!!!!!みんちゅ!!!!!!
神村学園のエースFW。
左右に外流れしてボールを引き出し、味方の押し上げやプレーを促す利他的な側面を持つ。
非常に泥臭くチームに貢献するタイプのFWだ。
なかなかオフボールでの貢献が少ないチームだったので、彼のプレーは非常に貴重になる。
出世ナンバーの「30」を背負い、僕たちを躍らせてくれ!
『三人』のひとり。
FW 98 エロン
パッション!!!
エッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!
いきなり地球の裏側からやってきたFW。
来日直後は、なんというか可愛らしさがあったのだけれど、キャンプに入って非常に引き締まった戦うFWのいでたちになっていた。
しなやかな身のこなし、ポストプレー、もちろんボール技術も高くマルチにやれそうなFWだ。
DF時に相手MFをカバーできるか、プレッシングの統率を欠かずにプレーできるかがキーになりそう。
実質クリスティアーノこと中島元彦がやりやすい、レベルが高いとコメントしている。昨季の山田寛人との御堂筋ラインからモデルチェンジを果たし、ブラジリアンエアラインに期待がかかる。
おわりに
いかがでしたか?
いかがもなにも、毎年こんな感じの記事を書いてて大丈夫なのか。
去年の「エグい」が「パッション」に変わっただけじゃねえかなんてツッコミが来そう。
まあいいじゃないの。実際、攻守の切り替えで力を発揮する選手が多く、観ている側が激情しそうだ。
J1昇格争い、2011年、J1優勝争い、天皇杯決勝など。
幾多の歴史のなかで情熱を滾らせてプレーしてきた10番が引退。
彼がピッチで火を灯すことは無いが、彼に火を点けられた僕たちや選手たちが、次なる世代にベガルタ仙台の火を継いでいくのだと思う。
火を点けろ、燃え残ったすべてに。
そんなこんなで、自分も今年一年また盛り上がっていきたいと思う。
じゃあまた。
参考
*削除?されたのか視聴済みの中央大とか仙台大の試合動画が見つからず……